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hacker - ハッカー

キーボードの製品などを探してたはずなのにRubyのまつもとゆきひろさんの記事を見てしまった。
(悪い事ではないのだけど…こんな表現)
記事にはHackerの定義らしきものが…。


  1. プログラム可能なシステムの細かい部分を探ったり、その機能を拡張する方法を探求したりすることに喜びを感じる人。必要最小限のことしか勉強したがらない大半のユーザーとは対照的

  2. 熱中して(さらには取りつかれたように)プログラミングをする人、またはプログラミングを単に理論化するのではなく、プログラミングを楽しむ人

  3. ハック価値(hack value)を評価できる人

  4. 手早くプログラミングするのが得意な人

  5. ある特定のプログラムのエキスパート、または頻繁にそれを使って仕事をする人。例えば「UNIXハッカー」

  6. あらゆる種類のエキスパートまたは熱狂的なファン。例えば「天文ハッカー」

  7. 創意工夫をして制約を打破したり、回避したりするという知的な難問を楽しむ人

  8. (誤用)あちこち調べ回って機密情報を探り出そうという悪意の詮索好き。このことから「パスワードハッカー」、「ネットワークハッカー」などといわれる。この意味での正しい用語は「クラッカー」

ハッカーの定義
(『ハッカーズ大辞典』、アスキー、ISBN4-7561-0374-Xの掲載要旨)
まつもとゆきひろのハッカーズライフ:第1回 ハッカーとの遭遇 (1/2)



  • 無精(laziness)
    トータルで見たエネルギーの支出を減らすために、多大な努力をするようにあなたを駆り立てる性質。こうして労力を省くために書いたプログラムは他人も使うようになり、そのプログラムに関する質問にいちいち答えずにすますためにドキュメントを書くようになる。そのために、プログラマーにとって最も重要な素質である。またそれゆえ、この本が存在するのである。

  • 短気(impatience)
    コンピュータがサボっているときに感じる怒り。あなたの指令に反応するだけでなく、実際に指令を予測する──あるいは、少なくともそのようなふりをする──プログラムを書く原動力になる。それゆえに、プログラマーにとって2番目に重要な素質である。

  • 傲慢(hubris)
    ゼウスの怒りに触れるほど、プライドが高いこと。また、他人にケチをつけられないようなプログラムを書く(そして維持する)ための原動力になるもの。それゆえ、プログラマーにとって3番目に重要な素質である。


ハッカー三大美徳
(『プログラミングPerl』、オライリー・ジャパン、ISBN4-8731-1096-3の掲載要旨)
まつもとゆきひろのハッカーズライフ:第1回 ハッカーとの遭遇 (2/2)


どれもエキスパート的な定義だなぁ。
少しは彼らに近付けるよう努力したいものだ。
(何か勘違いして(誤用)な仕事を投げてきた所もあったなぁ。

履歴書とかの性格欄にこれらを踏まえて書くと面白いかも。