-->

轟音冷却ファンのその後

photo tz
愛用機:VGN-TZ91HS vista to xp3
参考文献を一読し、記憶した手順で、シリンダ破損覚悟こじ開けた。




電源ボタン部ヒンジやシリンダがギザギザになったが仕方ない。
液晶部を全開にし、キーボード部を手前にゆっくり持ち上げる。
マザボと連結するキーボード部のコネクタに注意をしながら。

目的の冷却ファンが臨む。
それを跨ぐ様に左上から左下、右下に伸びるテープ状の配線。
下はコネクタになってるはずなので慎重に大胆に外す。
右上の細い束ねられたコード類のある付近にネジを外す。

冷却ファンを固定した金属板上部だけをツメを起こし、
排気口でのサーモスタッドらしき部分のテープを外し、
それへの配線を切らぬ様に、配線をヒンジに見たてて開く。
ファンそのものは意外に簡単に取れる。
単純な構造だけど何か感動した。

ファンのホコリを軽くふき取り、中性洗剤で洗う。
羽や冷却ファン本体とPC内部の気になる汚れは綿棒などで。
稼動部に付いている古い潤滑油を取り除き、
100均で買ってきたミシン油を適度なピンで塗る。
ファン側の軸にも滴らない程度に。

予想以上に汚れがあった。
あの小さな軽いファンにとって数ミリグラムの重さでも、
あのような轟音になるものかと思うほど今は静かに回っている。
ヘッドホンにのる微妙なノイズも改善された気がする。

PCの異音で買い替えを考えてしまった方、
自己責任期間に突入してたら是非、愛用機を破損覚悟で。

2011-12-20 追記
ファンがやや唸り始めた。
専用グリスを買ってきた方がいいかもしれない。
1日平均10時間使用での結果、万能油は約3週間しかもたないと思われる。

2011-12-21 追記
メンテ用にシリンダは外してあるので開けるのはスムーズ。
ミニ四駆やゾイドなど動くプラモが好きな伯父に連れられていた頃が懐かしい。
イオン(当時ニチイ)にタミヤがあったはずと行ったが無かった。
仕方ないので前回同様100均万能油を。静かになった。


参考文献:
ソニーが基本的に好き。 - VAIO typeTの本体を分解してみた。[前編]