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07-28 愛猫の永眠

約18年前に飼い始めたメス子猫。
そう今より少し寒い4月か5月だったような。
それから色々あったものだ。
障子やソファー、カーテン、壁紙はボロボロになる。
猫を飼ってる家はそうなる。

外壁の塗替用足場を登るので、どうなるのかそわそわ感。
子を産み育て木々の木陰に…、
親子猫4匹飛び跳ねるように走るあの光景。
子猫3匹が次々に運悪く亡くなった時のさびしい啼き声。

引越しでインドア兼アウトドアからほぼ完全インドア。
ストレスもあっただろう。
この時点でもう猫14歳。
今思うとそれでも十分シニア。
だが年齢を感じさせない。
もちろんカーテン=ズタズタ。

寝転びながらパソコンしてると首に乗るクセ。
しかも点…集中で。
こった部分なら嬉しいのに。
気を抜けけば(PC)キーボードの上にも。

階段ごしに「早くそばに」
そんな感じで見つめるあの姿。
最も嬉しく感じる行動だったかもしれない。
ほかにも色々思い出を。

-別れ-

3週間前
飯を殆ど口にしなくなり、
五感がきかないのか誰にでもなつき、
日に何度も誰かを求めて啼くようになる。

25日
水すら飲まなくなる。
だが、かすれる声で誰かを呼ぶ。

26日
朦朧とする意識。
歩くのもおぼつかない…コテンと転げる。
気が付くと枕元に横になってた(猫の自力)。
ベットの下に入ってたはず。
今思えば、別れのあいさつだったのかも知れない。

27日
前日と同じく枕元に来たかったよう。
少しの間、枕元によせた。
床を望む…意のままに。

28日
朝起きると硬く冷たく…。
覚悟はしていたがやはり…。

29日
ふと猫をおちょくろうと走る自分がいた。